高次機能障害を持つ方でモノの感覚を確かめるような作業を見せられる方に気づかれたことはありませんか。例えば強い筆圧とか、繰り返されるのりづけなどです。 ある作業所であんでるせん工芸にとりくむためチラシのくるくる棒をつくってもらいました。提供したチラシのサイズが大きかったせいもありますが、しっかり固く巻かれたくるくる棒が多量にできてしまいました。そこで・・・
高次機能障害の特性のひとつととらえてこの固いくるくる棒を生かすアクティビティーを提案します。固く巻かれた「あんでるせん」のくるくる棒を面にするアクティビティの作業分析とこのアクティビティを通して知ることのできる作業特性を紹介します。固く巻かれたくるくる棒は、「あんでるせん」手工芸の籠制作には、不向きですがこの棒の固さを利用して仕事の合間の気分転換にできる作業課題に仕立ててみました。作業分析と作業プロセスを検討することで知ることのできる特性を解説しています。利用者の隠された能力の発見がこのアクティビティの目的です。
アクティビティーGO!http://www.otsupport.or.jp/?p=2187