11月・ノートー園芸活動と認知症ー

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準備するもの

寄せ植えをするための花の苗(ポット)2,3種類

赤玉土 鹿沼土

鉢 水抜きのできるもの

飾り (ワイヤー、リボンなど)

ビニール手袋(フィットするものがよい)

 

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ポットから花の苗を取り出して土を崩しておく

赤玉土を下に引き詰めておく保水の役目をしてくれる

正面を決めて配置と配色を考えながら苗を植えこむ。

あまり詰め込まないように やさしく

 

 

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最後に鹿沼土を入れると明るくなり花が映える。季節やイベントに合わせた飾り物を差し込んで出来上がり!

○作業時間 約40分(準備・後片付けで1時間)

○注意すること 土や植物のアレルギー 針金を使うとき 口に入れたくなるような実など

★園芸活動と認知症

園芸は季節や生命力を感じさせる活動のひとつです。机の上でできる寄せ植えは小さな

自然を作り出します。動物的な感覚に働きかけ脳の活動を活性化します。

目の前で鉢に花が埋められて行く変化に注意を集中させやすい活動です。

介助者やセラピストが協働しやすい活動といえるでしょう。土を入れる。鉢・花を選ぶ。

配置を決める。飾り物をさす。などどのステップの役割を持ってもらえるか。役割を

こなしながら経験が引き出されてきます。高齢の女性からは生け花の稽古事の

思い出や農業、林業などの生産活動の記憶がよみがえるようであれば楽しく

記憶に残ります。認知症・記憶が不安定になってくる高齢期の活動では

自然に触れることは健康な生活の証でもあるのです。

参考図書: 園芸療法とリハビリテーション 原和子編 発行(株)エルゴ 2011