熊本県を中心に最大震度７強の地震が発生しました。被災された皆さま、被災地にご家族やお知り合いのいる皆さまにお見舞い申し上げます。そして、今、このとき、被災者の救出ならびに支援活動に当たられている全ての皆様に、心を寄せたいと思います。
障害をもつ方や高齢者の方はどのように避難されているのかを想像すると、心が痛みます。また、今回の地震に限らず、過去の大地震や災害の報道に触れたとき、「もし地震が起こったらどうしよう？？？」と悩む障害者・高齢者やご家族の方もいらっしゃると思います。
地震を防ぐことはできませんが、被害を最小限にとどめるために、事前に準備することは可能です。個別性の高い障害者の防災に役立つようにと、国立障害者リハビリテーションセンター研究所の福祉機器開発室が「障害者の災害対策チェックキット」を作っていますのでご参考になさってください。ご自身やご家族で話し合いながら作る「自分で作る安心防災帳」もHPに公開されていますので、これを使って「自分たちに今あるものは何か？」「足りないものは何か？」等々をチェックしてみてはいかがでしょう？
国立障害者リハビリテーションセンター研究所の福祉機器開発室「障害者の災害対策チェックキット」
http://www.rehab.go.jp/ri/kaihatsu/suzurikawa/res_saigai01.html